令和4年分の確定申告作業を無事に終えました。
医療費控除と寄付金控除(ふるさと納税)を受けたかったのです。
しかし、これまでと異なるのはマイナポータル連携を行ったことです。
マイナポータル連携とは
国税庁ウェブサイトには次のように紹介されています。
マイナポータル連携とは、年末調整手続や所得税確定申告手続について、マイナポータル経由で、控除証明書等の必要書類のデータを一括取得し、各種申告書の該当項目へ自動入力する機能です。確定申告の場合、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、自動入力ができます。
連携するにはマイナポータルで事前設定する必要があり、これがちょっとだけ面倒。
でも、一度設定すれば、基本的に翌年以降は何もしなくても自動入力されます。
正直、手入力でもさほど時間はかからないので、最高に便利というわけではありません。
また、取得する控除証明書等データの種類が増えた場合は、新たに事前設定を行う必要があります。
とはいえ、マイナポータル連携、やって損はないと思います。
私の場合、寄付金控除に関する証明書(ふるさとチョイス)、特定口座年間取引報告書(SBI証券)のデータをマイナポータル連携により取得しました。
そうすると、申告書の所定欄に自動的に情報が入力されるというわけです。
ちなみに、特定口座年間取引報告書のデータを取得したのは、令和4年にファンドを一部売却して譲渡益が発生したから。
リバランスを行ったのでありました。
所得税や住民税は既に源泉徴収されていますが、確定申告する場合は申告書への記入が必要らしいのです。
令和3年末に売却したと思っていたら、取引自体は年明けに行われていたのでした。
やっぱり楽ちん、e-Tax!
マイナポータル連携の事前設定が終われば、あとは本当に楽々。
まずは医療費控除。
令和4年は息子が歯の矯正を始めたので、多額の医療費が発生しました。
歯科の自由診療、恐るべし。
よって、医療費控除を受けない手はありません。
支払った医療費の入力にあたっては、医療費集計フォームを利用。
使い慣れたExcelなのでストレスフリーです。
あとは源泉徴収票を手元に用意して、画面の案内に沿って進めるだけ。
1時間もかからずに手続を終えることができました。
なかなかやる気になれない確定申告。
でも、いざ作業を始めてみたらすぐ終わる。
確定申告は手を付けるまでが勝負だな、としみじみ思ったのでした。