私は一昨年から個人賠償責任保険に加入しています。
あいおいニッセイ同和損保の「まるごとマモル」という保険商品です。
保険金額は無制限、別居の父母の賠償事故も補償などという手厚い内容にもかかわらず、年間保険料は1,990円!
ただ、1年契約で自動更新はありません。毎年、更新手続きが必要となります。
昨年は郵送のみの手続き
というのも、この保険は自他ともに認めるドアノック商品。
お買い得と思われる「まるごとマモル」の申込・更新の機会をとらえ、別の保険商品も案内することになっているようです。
しかし、昨年、初めての契約更新を行ったときは、ちょうど新型コロナウイルス感染症の流行が本格化してきた頃でした。
現在よりも人と接触することへの抵抗が大きい雰囲気がありましたよね。
このため、代理店(ニッセイ)の担当者から契約更新の書類が郵送されてきて、それを返送する方法で手続き完了。
結局、新たな損害保険や生命保険を提案される機会はありませんでした。
こんな調子だとドアノック商品としての機能は発揮できません。
「自分はたぶん他の保険に加入することはないけど、『まるごとマモル』の販売が終了してしまったら困るなあ…」
なんて余計な心配をしていたら、さすがニッセイ。ちゃんと新たな手を打ってきました。
それが、オンラインによる手続きです。
オンラインの画面共有による更新手続き
今回の更新にあたり、まず担当者から「対面かオンラインのどちらで手続きしますか?」と連絡がありました。
迷わずオンラインを選択。人との接触に抵抗があるというより、わざわざ自宅や職場近くに来てもらうのは申し訳ないもんね。
オンライン面談を行う数日前、自宅に書類が送られてきました。
書類と言っても、重要事項説明書や接続方法の案内といったもので、申込用紙の類はゼロ。
そして当日、ニッセイ独自の「オンライン面談」のページで、担当者から電話で伝えられたワンタイムパスワードを入力、手続き開始です。
担当者と手続き画面を共有しながら、案内に従い、必要事項を記入・確認。
10分足らずであっという間に手続き終了です。紙やペンはもちろん、ハンコすら必要なかったのは爽快でした。
その後、満を持して担当者から「今も保険や年金にはご興味ありませんか?」と尋ねられました。
2年前の加入の際に「他には保険に入っていないし、今後も入る予定はない」と話した記憶がありますが、こうした情報がしっかりと記録されている模様。
恐縮ながら興味がない旨をやんわり伝え、オンライン面談を終えました。
デジタル庁も続け!
数日して保険証券が届きました。また1年間、個人賠償責任保険をかけることができたわけです。
それにしても、オンラインの更新手続きはとてもスピーティーかつラクチンでした。
民間企業はこうした便利なサービスをすぐに展開してすごいなあ…。
行政の各種手続きもオンラインで使いやすいものになるよう、我々はもっと精進せねばなりませんね。
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「まるごとマモル」に加入した際の記事です。商品の特徴などを紹介しています。
昨年、契約を更新した際の記事。上述のとおり郵送のみでの手続きでした。