kenzさんのブログ記事で、個人向け国債(変動10年)の金利が0.13%まで上昇していることを知りました。
長い間、金利は下限(最低保証)の0.05%に張り付いているイメージがありました。いつの間にそんなことに…。
私の場合、ポートフォリオ内の無リスク資産については、原則、住信SBIネット銀行の定期預金とSBIハイブリッド預金に入れています。
定期預金に入れるときは、基本的に金利アップのキャンペーンを狙っていました。
そっちの金利の方が比較的良かったこともあり、私自身はこれまで個人向け国債を買ったことはありません。
有力な選択肢
今後、定期預金のキャンペーンが実施されるときは、おそらく金利もこれまでより高く設定されるでしょう。
とはいえ、個人向け国債(変動10年)はその名のとおり、実勢金利の動きに応じて半年毎に適用利率が変わります。
金利上昇を後ろから追いかけていくイメージですね。
また、発行から1年経過すればいつでも中途換金可能というメリットもあります。
「変動10年」の商品概要については、kenzさんのブログ記事のほか、次の公式サイトも参考になります。
さらに、証券会社によっては購入金額に応じてキャッシュバックがなされます。
100万円あたり1,000円が相場ですが、それはそれで嬉しいよね…。
ということで、個人向け国債、ちょっと気になっています。
折しも、本年7月に1年の定期預金が満期となります。
償還されたお金の置き場として、定期預金のほか、個人向け国債の初購入も選択肢の一つに入れたいと考えています。
第三の選択肢!
そういえば、もう一つ選択肢がありました。
元本保証で好金利(本記事執筆時点でフラット型年0.30%)。
しかし、その好条件と引き換えに、当初の預入時点では最終的な預入期間が確定していない、というデメリットがあります。
すなわち、1年から最長10年までの預入期間を決定する権利が銀行側にあるのです。
預入期間中は原則中途解約はできず、仮に解約する場合は大きく元本割れする可能性が高いようです。
このため、最長10年は使う見込みがほとんどない資金を預けることが無難です。
私は以前、プレーオフに預けましたが、結局1年で償還されることになりました。
以下の記事で、そのときのことを記しています。もう3年前の話なのね。
遊び心でまた一部の超余剰資金だけでもプレーオフに振り分けてみようかしら…。
また7月になったら考えたいと思います。