開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

「金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論」読了

 

虫取り小僧さんのブログ記事激賞されており、気になっていた本。

 

私の投資スタイルはインデックス投資で既に確立しています。現状、悩んでいることや変えたいことなどもありません。

なので、「今さらまた投資に関する本を読む意味あるのかな?」と逡巡しながら読み始めましたが、当初の考えは大間違いでした。

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「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」に投票しました & おかげさまでブログ5周年

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今年も11月1日から「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」の投票が始まりました。

本イベントは2007年から行われていて、今回でなんと15回目

開催趣旨は「自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることでよりよい投資環境を作っていく」というものです。

関係者の皆様に心より敬意を表します。

 

私はこのたび5回目の投票を行いました。

「なりすましによる投票を防ぐため、投票後は必ずご自分のブログにて『投票しました』というエントリを公開してください」というルールを踏まえ、本記事にて投票した旨を報告します。

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「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」読了

 

最近ちょっと気になっているワード、FIRE(Financial Independence, Retire Early)。

今年7月の「インデックス投資ナイト2021 スピンオフ企画」でも、テーマの一つとして取り上げられました。

 

そんなFIREの第一人者とされる方が著したのが本書です。

煽り気味のタイトルに少し抵抗ありましたが、周回遅れながら、私も手に取ることにしました。

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NISA・ジュニアNISAのロールオーバー手続は12月9日まで(SBI証券の場合)

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10月に入り、今年も残すところあと2か月半。

そんな折、SBI証券から私にメールが届きました。

【該当するお客さまへのお知らせ】2021年NISAロールオーバー手続き開始について

 

私自身はつみたてNISA利用中なので、ロールオーバーを行う予定はありません。

でも、息子のジュニアNISAの方では手続が必要です。

忘れないうちに早速取り掛かることにし、無事に完了しました。

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「あしたの官僚」読了

 

先日、自民党の新総裁が決まりました。

新内閣発足、衆議院解散を経て、いよいよ今月末(※10/10修正)、総選挙が行われることになります。

 

私の仕事はこうした政治動向に大いに影響を受けるので、今後どうなっていくか気が気でなく…。

そんなタイミングでたまたま手に取ったのが、この小説でした。

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子どもの治療用眼鏡の購入費用は公的医療保険から還付される

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現在小学生の息子は就学前から眼鏡をかけています。

 

幼児の視力については、まず3歳児健診で視覚検査を行って調べます。

私の区では自宅で親が検査するスタイルでした。

このときは特に異常はなかったように思ったのですが…。

 

弱視のこわさ

その後、息子5歳のときでした。

物を見るしぐさで気になることがあり、眼科に連れて行ったところ遠視による弱視と判明。

すぐに処方箋をもらい、眼鏡を買ったのでした。

 

このときに初めて知ったのですが、弱視は8歳頃までに適切な治療をする必要があるということ。

眼鏡をかけても弱視を矯正できなくなってしまうのです。

 

専門的な話は以下の記事に詳しく書かれています。3歳児健診では見逃したけど、気付いて良かった…。

 

news.yahoo.co.jp

 

公的医療保険の対象に

そんなこんなで息子はメガネっ子となりました。

おかげで次第に視力も出てきたようで、先日、眼鏡を買い替えに。

 

その眼鏡屋さんで「子どもの治療用眼鏡の購入費用は公的医療保険の対象になる」と教えてもらいました。

すなわち、上限があるものの、自己負担分(2~3割)を除く額が療養費として戻ってくるというのです。

 

下記ページによると、どうやら平成18年4月から対象となったとのこと。

日本眼科学会:小児弱視治療用眼鏡等の療養費支給について

 

子どもの治療用眼鏡はそれなりに値が張るため、戻ってくるのはデカイです。

 

療養費の請求は加入する健康保険組合協会けんぽ(公務員の場合は共済組合)に対して行うことになります。

自分が共済組合に提出したのは次の3つの書類。

  1. 療養費(又は家族療養費)の請求書
  2. 治療用眼鏡の領収書
  3. 医師の証明書(眼鏡の処方箋、作成指示書など)

 

1. は加入している健康保険組合等から、2. は眼鏡を購入した店から、3. は眼科から、それぞれ入手することができます。

 

そして1か月後、3万円弱が指定した銀行口座に振り込まれました。万歳!

 

さらにおかわり!

しかし、話はこれで終わりではありません。

現在、多くの市区町村では、子どもの医療費が無料になっています。

それらの自治体に住む方は、子どもを病院で診てもらっても、窓口でお金を払っていませんよね。

これは、子どもの医療費の自己負担分(2~3割)を市区町村が自ら出しているから。

 

そして何と!今回のように治療用眼鏡を買った場合も同様なのです。

つまり、市区町村に申請すれば、さらにお金が還付されるということです。

こんな美味しい話ばっかりでホンマに大丈夫なんやろか…と若干不安になるレベルです。

 

私の場合、申請に必要だった書類は以下のとおり。区役所の窓口まで足を運びました。

  • 領収書の原本
  • 医師の診断書(眼鏡の処方箋、作成指示書など)
  • 健保組合や共済組合が発行した、療養費の支給決定通知の原本
  • 子どもの健康保険証
  • 医療証(東京都では「マル乳」「マル子」と呼ばれているもの)

 

後日、1万円強が指定した銀行口座に振り込まれました。万歳、万歳!

 

利用できる制度は利用しよう

最近、私の周りでも眼鏡をかけている子どもをよく見かけます。

何らかの要因で弱視の子どもが増えたのか、それとも早期発見されるようになったのか…。

 

いずれにしても、治療用眼鏡の購入費用が戻ってくることはあまり知られていないように思います。

かく言う私も、2回目に眼鏡を買ったお店で教えてもらって初めて制度の存在を知ったのでした。

 

利用できるお得な制度があるなら、ぜひその恩恵を受けるようにしたいですね。

マイナンバーカードの健康保険証利用

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国があの手この手で取得を推進しているマイナンバーカード。

 

そんなマイナンバーカードが健康保険証としても利用できるようになります。

現在は一部の医療機関・薬局で実施されており、本年10月から本格的に運用が始まる予定です。

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