2014年に新築の自宅マンションを購入し、10年が経過しました。
このところ働いてばかりでしたが、先日、我が人生設計において大きな出来事がありました。
そう、住宅ローンを繰上げ返済し、晴れて完済となったのです。
住信SBIネット銀行のウェブサイトで全額繰上げ返済の予約を行い、返済日までに必要額をかき集めて入金。
最後はあっけない終わりでした。
私のローン
10年前に組んだ住宅ローンは、次のような内容でした。
私の場合、いわゆる住宅ローン減税は借入金の年末残高の1%。
つまり、わずかながら0.020%分の逆ザヤの恩恵を享受してきたのでした。
変動金利を選んでいれば、10年間ずっと低かったので、もっとお得だったわけです。
しかし、金利が低かったのは、たまたまそうだっただけで、もはや単なる結果論。
むしろ、安心の固定金利で平穏な日々を過ごせたことを良しとしましょう。
さらに後の祭りだけど
また、この10年間、ほぼ一貫して株高が続きました。
今から振り返ると、頭金はなるべく抑えて、手元の現金は投資に回すというのが「正解」だったのです。
しかし、10年前の時点ではこんなに順調に株が上がるなんてまったく予想できません。
金利負担を抑えたいあまり、当時、ほとんどのファンドやETFを売却して頭金に充てたのでした。
正直な気持ちとしては、「あー、こうしていれば良かった!」と思うこともあります。
ファンドを売らなければ、いま3倍くらいになっていたからね…。
しかし、この間もずっとインデックス投資は続けてきたわけで、今の順調な資産形成につながっています。
それだけでも十分、よくやった!と考えることにしよう。
ついでに言うと、10年前は新興感染症が全世界で大流行するなんて想像だにしませんでした。
未来のことは私には分かりようがないと、改めて肝に銘じておきたいと思います。
後編に続く!