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霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

やっと知った・・・個人向け国債の利子

私は無リスク資産を個人向け国債(変動10)で保有しています。

毎月、投資信託の他に、決まった額の現金もSBI証券の口座に積み立てており、まとまった金額になったら個人向け国債に換えているのです。

 

そんなある日、一通のメールが目に留まりました。

 

メールの件名は「『公社債利金償還金のご案内』電子交付のお知らせ」。

差出人は「株式会社SBI証券」です。

 

私が持っている債券は一種類だけ。

おそらく個人向け国債のことだろう、とすぐに察しました。

でも、こんなメール、これまで届いたことあったっけ??

ということで、SBI証券ウェブサイトにログインし、電子交付書面を確認しました。

 

「公社債利金のお知らせ」と書かれたその書面には、私が保有する2つの国債について、利率(年0.400%)、額面、利金、所得税地方税、受取金額などが書かれています。

やっぱり「個人向け国債の利子が付いたので支払いますよ」というお知らせだったのね。

しかも、受取金額の合計額を見ると・・・おお、なかなか!

 

ここで、大変恥ずかしながら、個人向け国債の利子はいつどのように支払われるか、分かっていないことに気付いたのでした。

その答は財務省のサイトに明快に書かれていました。

Q7 個人向け国債の利子は、いつ、いくら支払われるのですか。また、利払日が銀行休業日の場合は、いつ支払われますか。

A 個人向け国債の利払日は、原則として、毎年の発行月及び発行月の半年後の15日です。ただし、第1回から第12回の「変動10年」の利払日は、毎年の発行月及び発行月の半年後の10日となります。
 なお、利払日が銀行休業日の場合は、その翌営業日に支払われます。
 初回利子は発行日から初回利払日までの期間に対応する金額が支払われます。具体的には「額面金額×適用利率(年率、%)/100×(1/2-初回利払日の6ヵ月前の日の翌日から発行日までの日数/365)」※により計算されます。
 第2回目以後の利子の額はいずれの場合も「額面金額×適用利率(年率、%)/100×1/2」※により計算されます。
※利子については、受取時に税金(20.315%)が差し引かれますので、実際に支払われる金額はこの計算よりも少なくなります。

(引用元:個人向け国債の金利についてのよくある質問 : 財務省

 

この計算式に「公社債利金のお知らせ」に書かれていた金額を当てはめたところ、確かにピッタリと計算が合います。

個人向け国債の利子が支払われるのは半年に1回ということも学びました。

いや、さすがに以前どこかで絶対に読んだことはあるはず・・・。

単に忘れていただけのようです。

 

今回初めて確認した「公社債利金のお知らせ」も、実はちゃんと半年ごとに届いていました。

個人向け国債を買った時点ですっかり安心してしまい、その後はノーマークでした。

 

ふと湧いた疑問がすぐに解決してスッキリ!

それにしても、まとまった金額で個人向け国債を買っているとはいえ、利率0.400%は侮れません

それなりの利子になることを実感しました。

 

投資信託の含み益と違って、実額という「真水」なのでリアリティがあります。

この先、金利がどうなっていくか分かりませんが、また半年後が楽しみですね。