昨日(4月25日)からGWのようです。いまいち実感がわきません。
昨年の10連休と違って、今年はカレンダーどおりなら最長5連休に留まります。これは1年前には既に分かっていたことで、あまりのギャップの大きさに「あーあ」とガッカリしていました。
さらに、その頃には全く予想だにしなかった新型コロナウイルス感染症。連休期間が短いことなんぞ遥かに凌駕する影響を今年のGWに及ぼしています。
いま思えば、今年1月中旬にFOY2019懇親会があった頃、「中国で正体不明の新興感染症が発生している」という新聞記事を目にしていました。
しかし、その時ですら、こんな事態にまで発展するとは夢にも思いませんでした。
当然、GW中の旅行や外出の予定は立てられず、何して過ごすかが目下最大の懸案です。
補正予算案審議ウィーク
私の仕事について言えば、4月27日から「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」関連の補正予算案審議が始まります。
10万円一律給付問題をはじめ、ここに至るまですったもんだありましたが、この補正予算案は医療体制強化や生活支援に関する重要議案。1日でも早く医療の現場や事業者・個人に支援を届けられるよう、29日(祝)も国会審議が行われる予定です。
これはわりと珍しいことで、休日や祝日の国会審議は、東日本大震災の復旧・復興に向けた補正予算案審議のとき以来だそう(ちなみにこのときもGW中)。
普段は国会中継を観ない・観られない方も、ぜひこの日は朝から自宅のテレビでご覧いただければと思います。きっと建設的な政策論議が繰り広げられるはずです。
否が応でも働き方改革
感染拡大防止のため、ホワイトカラーの方を中心にテレワーク(在宅勤務etc)をする人が増えていると思います。霞が関も例外ではなく、私も今は3日に1回のペースでテレワークをしています。
しかし、対面のコミュニケーションに慣れ切った身としては、在庁時と同じパフォーマンスを出すことに四苦八苦しています。
オンライン会議ツールなども活用していますが、皆がみんな(特に偉い人たち…)対応してくれるわけではなく、浸透にはまだ時間がかかりそう。
また、ずっと家にいる子どもが断続的に「かまって」攻撃を仕掛けてきます。これには数回に1回は何かしらの相手をせざるを得ない。
今の状況下でのテレワークとはそういうものよ、と割り切っています。
とはいえ、社会全体が一度こうした経験をすることで、霞が関のような保守的な職場でもテレワークやオンライン会議が抵抗なく受け入れられるようになりました。
平時に戻ってもそうであることを期待しています。
最近の投資状況
自身の最近の投資に関しては、Stay Homeならぬ、Stay Market。これまでとなんら変わりなく、毎月一定額の積立を自動的に続けています。
さらに、株価の乱高下が続いてもDon't Move!!ということでポートフォリオは放置。意図的というよりは、単に仕事が忙しくてそっちに目を向ける余裕がなかっただけですが…。
そして現在は、多くの人がそうであるように、日経平均やNYダウよりも毎日の新規感染者数の方がよほど気になっています。
最近は株価の動きも少し落ち着いてきたのでしょうか。GWには定期的な資産状況のチェックを行う予定ですが、ついでに保有ファンドもいくつか整理するかもしれません。
この先
感染症の問題は人類の歴史上、幾度となく発生してきたことです。
しかし、新型コロナウイルス感染症が引き起こしている今の状況は、成熟した現代社会にとって未経験の事態であるように思います。
そして、この先に何が起こるかを予想することもたぶん不可能。さらなる未知のゾーンに突入していくかもしれません。
それでも現在、医療従事者の皆さんを筆頭に、多くの人々が感染症に打ち克つために様々な尽力・我慢をしています。
まずは私自身が感染しないよう、うがい・手洗い、手指消毒。不要不急の外出は自粛し、3密も絶対回避。
その上で、政府職員の端くれとして、また、一人の国民として、できることを行っていきたいと思っています。