厚生労働省のウェブサイトで、「iDeCoが『助かりました大賞』に入賞しました」との情報が掲載されていました。
「助かりました大賞」とは
この賞のことは今回初めて知りました。たまに自宅の郵便受けなどに入っているフリーペーパー、「リビング新聞」の企画で、厚生労働省ウェブサイトでは次のようにiDeCoへの投票が呼びかけられています。
この度、サンケイリビング新聞社が毎年実施している「助かりました大賞」について、本年(第24回)の一般サービス部門において、iDeCoが入賞いたしました。
「助かりました大賞」とは、サンケイリビング新聞社が毎年、前年9月からの1年間に発売した商品や、開始したサービスを対象に、生活者である同紙の読者が「これは便利、助かった」と感じたサービス等に対して表彰されるものです。
本年は、「食品・飲料」、「日用品」、「ワーキングママ応援」、「一般サービス」の4部門について、読者の代表からなる「読者審査会」の審査により、入賞サービス等が選ばれ、その中でiDeCoが一般サービス部門の一つに選ばれました。
(中略)
今後、入賞サービス等の中から、Web投票等により、部門毎に大賞(金賞、銀賞、銅賞)が決定されます。
iDeCoへのご投票、よろしくお願いいたします!
つまり、iDeCoは、読者による審査により「一般サービス」部門にノミネートされている状態。今後のWeb投票で大賞が決まるのです。
投票すると、BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)などの豪華賞品も当たるようです。しかし、そもそも「BALMUDA The Gohan」なるものは初耳ですし、抽選でこういった商品が当たったことは一度もないので期待はしていません。
むしろ私としては、「iDeCoが金賞を取れば、その普及につながるんじゃないか」という思いから、この投票企画に参加することにしました(投票ページはこちらから⇒第24回助かりました大賞)。
いざ投票!
「一般サービス」部門の投票は、「食品・飲料」部門、「日用品」部門でそれぞれ投票を行った後になります。投票する際には、その商品等を選んだ理由を記載する必要があり、少し面倒です。
食品・飲料と日用品、どちらの部門でも知らないモノばかりがノミネートされており、自分がいかに流行から後れているかを図らずも痛感することになりました。
そして、これらを経れば、いよいよ「一般サービス」部門の投票です。
実は、他にどんなサービスが入賞しているか知らないままここまで来てしまったのですが、iDeCoが金賞を争うライバルを見てビックリ。
とても手ごわいのです。
- e発送サービス(日本郵便)
- うんこ漢字ドリル(文響社)
- サンシャイン水族館「マリンガーデン」(サンシャインシティ)
- 三太郎の日(KDDI)
- ジャイアントパンダの赤ちゃん生まれる(上野動物園)
- タクシー初乗り410円(東京ハイヤー・タクシー協会)
- 糖質オフシリーズ(くらコーポレーション)
- ドコモ 子育て応援プログラム(NTTドコモ)
- 都市ガスの小売り全面自由化(資源エネルギー庁)
例えば、「タクシー初乗り410円」のお蔭で「雨の日に幼児とお出かけ」のような厳しい局面で気軽にタクシーを利用できるようになりましたし、「うんこ漢字ドリル」は私でも耳にしたことがある今年の大ヒット商品です。
それに「ジャイアントパンダの赤ちゃんが生まれる」って反則でしょ…。これが果たしてサービスなのかどうか疑義がある一方、強烈なインパクトがあるのは確かです。
iDeCo、iDeCoにあなたの清き一票を!
いや、だがしかし、「助かりました」という企画趣旨のもとでは、節税しながら老後の資産形成ができる個人型確定拠出年金「iDeCo」も、決して負けてはいないと信じたい。
iDeCoが金賞を見事ゲットし、より多くの人々に知られるよう、皆様の清き一票をよろしくお願いします。
投票は2018年1月4日まで。そして、2月24日付けのリビング新聞と「リビングWeb」で大賞が発表されるそうです。