先日、住んでいるマンションの管理組合総会が開催されました。
私は管理組合の役員として、ひな壇に座る立場です。
昨年、役員に選任されていたのでした。
総会では特に紛糾することもなく、提案した議題はすべて可決。
で、議題の一つが「管理組合役員の選任」だったのですが、私は再び役員となりました。
管理組合役員について
当マンションの管理規約では、役員の任期は「役員就任後翌年の通常総会終結まで」とされています。
つまり、任期はほぼ1年。
規約では「再任を妨げない」ともされていますが、管理組合が設立されて以降、これまで役員全員が1年で交代していました。
管理組合の役員については、原則として輪番表で候補者を決めます。
例外は、立候補又は推薦があった場合。優先的に候補者となります。
しかし、過去にこの規程が発動されたことはありませんでした。
半数交代という新潮流
そんななか、当マンションではこの2~3年のうちに大規模修繕を控えているという事情があります。
今回もこれまでどおり役員が総入れ替えとなれば、またゼロから議論することに。
それよりも、なるべく理事会の継続性を確保すべきではないか。
そんなことを役員間で話し合うようになりました。
そして!
5名の現役員(理事4名、監事1名)のうち、3名が次期の管理組合役員に立候補することにしました。
「3名」というのは役員定員の約半数。
半分ずつくらい入れ替わるのが持続可能であり、また、癒着も防げると考えたのです。
ただ、これは決してルールとか強制にするのではなく、あくまで任意の取組にしよう、と整理しました。
「今後、慣行として根付きますように」という願いを込めています。
管理組合役員、そんなに悪くないよ!
ということで、私も管理組合役員に残ることになりました。
確かに役員をやっていると、余計な仕事がボランティアで発生します。
ただ、仕事といっても理事会に参加して議論するくらい。
理事会の開催は2か月に1回ほどで、休日に1~2時間拘束されるだけ。
大きな問題が起こっていなければ、負担は重くありません。
一方、役員活動を通じて、他の住民とも仲良くなれるし、マンションの管理や財務の状況なども知ることができます。
メリットも十分にあると思います。
マンションの財務状況と言えば、kenzさんの記事に衝撃を受けました。
この事態はかなり深刻。役員の皆さんはとても大変だと思います。
これを他山の石として、健全な管理組合運営を確立していきたいと思います。