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霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022 表彰式

 

1月21日、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」の表彰式がオンライン開催されました。

 

FOYの公式サイトには、以下のように紹介されています。

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022

 

その影響力は確かなもので、現在のすばらしい投資環境の実現に一役も二役も買っていると言って過言ではありません。

改めまして、FOYを創設し、ここまで続けてこられた関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

ベータ版の行方

さらに、今回は新たなスパイスが加わっています。

まず、投票方式が新しくなりました。

  • 投票者は最大で3つの投資信託に投票できます。
  • 投票順に、1つ目の投資信託には3点、2つ目の投資信託には2点、3つ目の投資信託には1点が自動的に配点されます。
  • 1つ目だけの投票、1つ目と2つ目だけの投票も可能です。

 

また、試行的に「投資YouTuberが選ぶ! Fund of the Year 2022(β)」と「#TwitterFundOfTheYear2022(β)」が同時開催されました。 

ブロガーだけでなく、より幅広い個人投資家に参加してもらう趣旨とのこと。

 

ところが、当日、「投資YouTuberが選ぶ! Fund of the Year 2022(β)」では、投票者数1、有効投票者数0だったと発表されました。

私自身はYou Tubeで投資情報を集めることはありませんが、どんな感じで投票されるのか気になっていただけに残念。

 

一方、「#TwitterFundOfTheYear2022(β)」の方は有効投票者数98

狙いどおり、参加者の裾野が広がったように思います。

結果が公式HPに掲載されていますが、傾向が違っていて興味深い。

やはりブロガーには古参の投資家が多いのかな、と思ったり。

 

2022年のトップ10!

そして注目の「投信ブロガーが選ぶ!」のFOY!

結果は以下のとおりとなりました。

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  4. バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  5. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  6. セゾン・グローバルバランスファンド
  7. ひふみ投信
  8. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  9. 結い 2101
  10. 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

 

オルカン(商標登録されているらしい)、4連覇達成!

もはや「順位がどうか」より、「いくら票を集めるか」「他をどれだけ引き離すか」といった点に目がいくように…。

それくらい強いし、実際にも優れたファンドだと思います。

 

私が3票を投じた「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は2位でした。

信託報酬の引下げが見られなくなって久しく、その点は少し寂しい。

ともあれ、3年連続の2位は立派!

 

トータルで見ると、トップ5の変動はほとんどありませんでした。

一方、根強いファンのいるアクティブファンドの健闘が目立ちます。

これも投票方式変更の影響でしょうか。

 

運営委員会の皆様、どうもありがとうございました!