1月16日、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」のオンライン表彰式が開催され、私も参加しました。
公式サイト⇒ 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020
初めてのオンライン開催
今回は初のオンライン開催となりました。
事前に家族への根回しを終えていた私は、20時、角ハイボールの350ml缶を片手にZoomにサインイン。
初めはどんな感じになるかイメージがわきませんでしたが、Zoomの画面共有機能で情報を表示しつつ、スピーカーの方はそれぞれ右下・左下に映るというスタイル。
参加者のビデオ・マイクは一律オフなので、気軽にPCの前で楽しめます。
シンプルでとても良かったと思います。運営委員会の皆様、どうもありがとうございました。
なお、200名強の参加者の中に「虫取り男」さんという方がいたのが個人的に気になりました。
「虫取り小僧」さんも参加されていたので別人のようですが、一体何者?
FOY2020投票結果は?
今年は2部構成。
第1部の「注目ファンドに寄せる『熱いコメント』紹介」の後、さっそく第2部の結果発表です。
昨年11月の投票の際、私は「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」に持ち点すべて(5ポイント)を入れました。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が連覇するのか、ニッセイとSlimの先進国株式ライバル対決はどうなるのか、ニューフェイスは現れるのか等々、いろいろ注目していました。
そして、結果は次のとおり。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- ひふみ投信
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
投票結果の感想
この投票結果について、私はカン・チュンドさんのツイートに凝縮されていると思いました。
今年はズバリ『原点回帰』❗️#ファンドオブザイヤー https://t.co/gLzBpYH32S
— カン・チュンド (インデックス投資アドバイザー) (@4649kang) 2021年1月16日
そう、まさに原点回帰。
私もそこまで原点を知っているわけではありません。
しかし、第3位~第5位のファンドはかつて上位常連だったファンド。
ここ数年は新興勢力に押されており、このままジリ貧で順位を落としていくだけなのではと思っていました。
しかしそうではなかった。
今回は根強いファンがいるファンドが上位に入ったということでしょうか。
何というか、とても趣深い結果でした。
その他の雑感は次のとおりです。
- 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は今回も納得の1位。この先、何連覇するのだろう。
- 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」のライバル対決は後者に軍配。しかもかなりの大差。これも根強いファンがいるかいないかの差なのか?
- 米国株式のファンドが意外にも順位を落とした。米国株は相変わらず好調なのになぜ?
- レオス・キャピタルワークスの藤野さん、セゾン投信の中野さんの映像が見られて良かった。
- ニッセイアセットマネジメントの上原さんの声は今年も聴き心地良し。でも、やはり生で拝聴するのが一番かな。
今後もFOYから目が離せない!
前回のFOY2019の結果を受け、私は上位ファンドはもう固定化するのでは?と思っていました。
だとすると、どうしてもレースとしての面白みには欠けてしまいます。
しかし、それは大きな勘違いでした。
今回のように老舗ファンドが挽回することもあるのですね。
なので、次回もどうなるかは全くの予測不能。今後もFOYから目が離せません。
早くも来年が待ち遠しいです。オフラインで開催できることを願っています。