私にはただ一人、インデックス投資の弟子がいます。
その弟子とは同じ職場の後輩のこと。私の勧めにより、2018年からインデックス投資を始めました。
しかも、いわゆるひとつの素敵女子で、このブログではこれまで2回登場しています。
2019年夏の時点では、ひたすらユルくインデックスファンドを積み立てていました。
それから一年ちょっと、果たして今はどうなっているのか!?
先日、たまたま当該素敵女子の新垣さん(仮名)から話を聞く機会がありました。
思うに、新垣さん、ただいま進化中です。
コロナショックをたくましく乗り越えていた!
まず特筆すべきは、今年2~3月に株価急落が起こったにもかかわらず、新垣さんはちゃんと積立てを続けていたのです。
もう忘れつつありますが、確かにその頃コロナショックなるものがありました。
新垣さんにとっては、おそらく初めての経験となる大きな下落。きっと驚いたことでしょう。私も陰ながら気になっていました。
実際、楽天証券からご丁寧にも「前営業日から5%以上基準価額が下落しました」という通知メールが毎日のように届き、不安を感じていたようです。
ちょ、待てよ!俺に相談してくれよ!
…とは言えないシャイな私ですが、ともあれ独力で無事に乗り越えたのは立派です。
きっと、たぶん、もしかすると、「短期的な上げ下げに一喜一憂しないように」という私の教えを覚えていてくれた…のかな…。
なお、そんな通知メールの配信設定はすぐに停止するよう伝えたのは言うまでもありません。
積立て額を増やしていた!
さらに、このコロナ禍において毎月の積立て額を増額したとのこと。
これまでの新垣さんの積立て額はiDeCo12,000円、つみたてNISA10,000円でした。
が、今年4月から、つみたてNISAでは30,000円を積み立てることにしたそうです。
曰く「預金もそれなりにあるし、毎月の収支に余力もあったので」。
なかなか人には言いづらいですが、やはり月10,000円の積立てでは投資の効果も限定的。
自ら種銭を増やしたのは賢明な判断だと感じました。
きっと現在の株高局面も謳歌していることでしょう(気づいてないと思うけど…)。
あのファンドを紹介してしまった!
ここまで新垣さんの話を聞いて、私は「イケる…!」と確信しました。
そう、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の存在を明かすことにしたのです。
新垣さんが現在iDeCoとつみたてNISAで積み立てているのは「楽天VT」。
もちろんこれも良いファンドですが、今の勢いはオール・カントリーにあります。
そこで、
などについて、可能な限りキモくならないように説明しました。
そしたら新垣さん、「じゃあ、つみたてNISAで乗り換えを考えてみます!」と前向きな反応。
ついに新垣さんとオール・カントリーが出会ってしまいました。
今後の対応に注目です。
でも「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」と間違えないようにね。
巣立ちは近い
と、いつの間にか、師匠もビックリの進化を遂げていた新垣さん。
そのうえ、オール・カントリーという最終兵器を手にしつつあります。
これはもう巣立ちが近いと言っても過言ではありません。
弟子が立派なインデックス投資家に育っていることを嬉しく思う反面、ちょっと寂しくて、切ない…。
まるで、NHK「ダーウィンが来た!」のワンシーンのようです。
とはいえ、インデックス投資の道のりはまだまだ長い。
この先もきっと想像だにしないことが起こるでしょう。そのとき師匠として何か力になれることがあるかもしれません。
ということで、今後もさりげなく定点観測を続けてまいります。
ボン・ヴォヤージュ、結衣!