開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

迎撃態勢整う!「資産の置き場」を意識して、つみたてNISAの設定完了

f:id:unicorn5:20171226000535j:plain

 

私の仕事では平成30年度予算案の編成作業も一段落し、年末に向けて収束ムードが漂っています。

時間の余裕もできたので、新年から始まるつみたてNISAの設定を行いました。「つみたてNISAよ、いつでもかかって来なさい!」という気分です。 

 

参考になったブログ記事

設定にあたっては、次の2つのブログを参照しました。

どちらも私と同じSBI証券を利用されていて、お蔭で心理的負担なくスムーズに作業に入ることができました。

まさに「先達はあらまほしきことなり」です。

積立銘柄決定。SBI証券でつみたてNISAの設定を行いました。 | 投信で手堅くlay-up!(インデックス投資ブログ)

つみたてNISAの設定完了。選んだ商品と積立投資のタイミング : インデックス投資で長期航海

 

つみたてNISAで買うものは?

つみたてNISAで積み立てるファンドは、過去の記事(つみたてNISAではコレを積み立てます(自分編) )で宣言したとおり、「たわらノーロード 先進国株式」です。 

毎月積立額は「33,000円」としました。これにボーナス月設定の2,000円×2か月を合わせて、合計40万円になるように設定。

必要以上に細かくなりすぎるのも好きではありませんが、ドルコスト平均法を用いる以上、できるだけ毎月の積立額を均(なら)す、というのが私の考えです。

 

特定口座の設定もセットで変更!

つみたてNISAの設定に伴い、特定口座で積み立てるファンドの設定内容も変更しました。

まず、現行NISAのもとでは、これまで「たわらノーロード 先進国株式」と「ニッセイTOPIXインデックスファンド」の2本を積み立ててきました。今回、つみたてNISAへの移行によって投資限度額が120万円から40万円に変わるため、ニッセイは特定口座で積み立てることにしました。

また、特定口座でも買い付けている分の「たわらノーロード 先進国株式」の積立額についても、

  • 2017年の「NISA+特定口座」での積立合計額=2018年の「つみたてNISA+特定口座」での積立合計額

となるよう調整をしました。

つみたてNISAに移行する多くの方が、私と同じようなことをやっているのではないかと思います。

 

毎月の積み立て内容のビフォーアフター

こうして、年をまたげば、以下のように毎月の積み立て内容が変わることになります(上記の過去記事で使った図を再掲)。

f:id:unicorn5:20171030235800p:plain

 

この図では、つみたてNISA口座の「たわらノーロード 先進国株式」の毎月積立額は「33,333円」となっていますが、「33,000円+ボーナス月設定」にしたというのは前述のとおりです。

 

アセットロケーションの重要性

今回の作業では、改めて「アセットロケーション」を意識しました。

アセットロケーションとは、自身が有する資産全体を把握して、資産(アセット)の置き場所(ロケーション)の最適化を目指すという考え方。近年、iDeCoやNISAなど、税法上のメリットがある制度が相次いで整備されたことがきっかけとなり、注目されるようになってきました。

私も、この考え方のもと、iDeCo、つみたてNISA、特定口座(課税口座)の3つの口座トータルで資産全体を見るようにしています。

そして今回、つみたてNISAには、期待リターンとリスクとのバランスが比較的良いと考える「先進国株式クラス」のファンドのみを充てることにしました。

一方で、資産全体を俯瞰すれば、積み立てるファンドや積立総額は全く変えていません。資産の置き場(アセットロケーション)が変わっただけなのです。

 

ちなみに、妻もひっそりと設定完了

私と時を同じくして、妻もつみたてNISAの設定を終えました。

積み立てるファンドは、過去の記事(つみたてNISAではコレを積み立てます(妻編) )で紹介したとおり、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」。私と同様、毎月33,000円+ボーナス月設定2,000×2か月の合計40万円分です。

「資産運用に無関心」という一点で相変わらずブレない、さすがの妻といえども、「20年ほったらかし」は簡単なことではないでしょう。この間、きっといろいろな予期せぬ出来事が起こるはず。

それでも、つみたてNISA最大のメリットである20年の非課税期間を享受すべく、時に頑なに、時に柔軟に、夫婦ともども対応していこう!

…と一人で誓った2017年の暮れでありました。