インターネットでいろいろなアカウントを持つようになると、どうしてもIDとパスワードの数が増えてしまいます。
私の場合、SBIグループだけでも、SBI証券、SBIベネフィットシステムズ(iDeCo)、住信SBIネット銀行、SBIカード、SBIポイントと5種類。また、amazon、楽天、ベルメゾンなどのネット通販のアカウントもあれば、JR東海、JR東日本、小田急などの鉄道会社のものもあります。
これらを全部覚えきれるわけはなく、かといって、どのアカウントでも同じIDとパスワードを使うわけにもいきません。大文字小文字数字を組み合わせなければいけないパスワードもあるし…。
皆さんはこれらの管理をどのようにしていますか?
ミルパスを使ってらくらく管理!
私は、かつて「手帳に一つ一つIDとパスワードを書き込む」という、とても面倒なことをしていました。
しかし、毎年手帳を買い替えるたびに同じことを繰り返すことになります。当然、そんなことにはすぐに耐えきれなくなり、今はキングジムの「MIRUPASS(ミルパス)」という機器を使って管理しています。
ミルパスの機能・特長
詳細はこのリンク先にあるとおりなのですが、ミルパスには、最大200件のIDとパスワードを入れておくことができます。できることはただそれだけ!
そして、一つのマスターパスワードによって、それらにアクセスするという仕組みになっています。このため、覚えておく必要があるのはマスターパスワードだけ、というわけです。
また、マスターパスワードの誤入力が一定回数続くと、中のデータが消去されるようにも設定できるため、セキュリティ面でも安心です(諸刃の剣ながら)。
この最先端の時代においては、かなり古いデザイン・仕様なのですが、私はそのシンプルな機能が気に入り、かれこれ5年くらい使い続けています。
難点を一つ上げるとしたら、電池(ボタン型)の交換頻度が多いことでしょうか。私の場合、1か月に数回しか使っていないにもかかわらず、既に3回取り換えています。
おわりに
よくよく考えると、パスワードの管理の話なんぞ人と話をしたことがありませんでした。
ですので、自分の方法はガラパゴス化しているかもしれません。パスワード管理アプリなるものも数多くあるようですし…。ただ、ミルパスが今も販売され続けていることを考えると、未だそれなりの需要はあるのでしょう。自分も今の原始的な方法で十分と思っています。
インデックス投資家御用達のネット証券には切っても切れない関係にあるIDとパスワード。ここがしっかり管理できていないと、最悪の事態、そもそもの資産がパーになってしまいます。
ということで、これからも安全な管理を心掛けたいと思う次第です。あ、あとは、面倒くさがらずにパスワードを定期的に変更していかないと…。