開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

そうだ リスク、確認しよう(前編)

投資を始めて10年選手になる私、恥ずかしながら、これまで自分の資産のリスク*1というものを指差し確認したことがありませんでした。

ブログを開始して以降、先輩ブロガーの記事をいくつも読むようになりましたが、多くの方が、投資するにあたり、ちゃんとリスクを確認したうえでアセットアロケーションを設定しているではありませんか。

そんな折、今年1月末、超著名ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の水瀬ケンイチさんが以下のブログ記事を投稿されます。

randomwalker.blog19.fc2.com

私は10年来の「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の愛読者ですので、「相場が好調なうちに、保有しているポートフォリオのリスク(標準偏差)が、自分のリスク許容度の範囲内におさまっているかを確認しておくべき」という一文は、実は幾度となく目にしています。それなのに、これまで「自分は大丈夫」「面倒だし」などとスルーしてきたわけですが、遅ればせながらこの金言を重く受け止め、自分も資産のリスクを確認することにしました。

ということで、まずは現在保有しているポートフォリオの再確認です。昨年12月末時点のものを流用します。相変わらず拙い円グラフが登場します。

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私の場合、生活防衛資金を確保したうえで、すべてリスク資産、それも株式クラスに投資しています。妻が無リスク資産重視派なので、結果的にバランスが取れているともいえます(夫婦円満である限り、ですが)。

リスクは「ファンドの海」というブログの「長期投資予想/アセットアロケーション分析」を使って計算しました。ブログの存在はかねてより知っていましたが、実際にこのツールを使うのは初めてとなります。

guide.fund-no-umi.com

すると、出ました。

  • 期待リターン (年率)5.60 %
  • リスク (年率)18.19 %

これが何を意味するかは、諸先輩のブログや投資関連の本を読んできたので、だいたいは分かっているつもりです。続きは後編で!

*1:ここでいう「リスク」とは、「結果が不確実であること」、つまり、「リターン(収益)の振れ幅」のことをいいます(一般社団法人投資信託協会ウェブサイトより)。