現在、私の金融資産は主に次の3つで構成されています。
このうち、ポートフォリオの無リスク資産については、1年前に定期預金と仕組預金として、それぞれ預けることとしました。
そのときの記事はこちら。
現在の仕組預金の状況をお伝えします。
プレーオフ
仕組預金というのは、住信SBIネット銀行の「プレーオフ」という商品。
円プレーオフは、当社の判断により満期日が延長される可能性があるかわりに、魅力的な好金利を実現した円預金です。原則中途解約ができませんが、満期日まで預けていただくと元本が保証されます。
まず元本保証という点がポイントです。
「仕組預金」というと何か複雑でリスクが高そうなイメージがありますが、「プレーオフ」に関してはそうとは限らないと考えています。
特徴的なのが預入期間です。
円プレーオフの預入期間は当社が任意に決定します。
たとえば、「最長10年タイプ」の場合、当初預入期間(1年目)に加え、毎年満期日延長の判定(最大9回)が行われ、預入期間は最長10年となる可能性があります。
預け入れる際には「最長10年は手元に戻ってこなくても構わない」という覚悟が求められます。
一方、そうしたデメリットがある反面、金利はかなりの好条件。当面使う予定のない資金の置き場としては、有力な選択肢だと思います。
金利には2つのタイプがあります。
円プレーオフの金利のタイプには、全期間の金利が一定となる「フラット型」と、預入期間が延長されるごとに金利が上がる「ステップアップ型」があります。預入期間が短い場合は、フラット型の金利が有利となり、長くなるとステップアップ型が有利になります。
1年前の時点の金利水準は次のようになっていました。
- 「フラット型」の金利は年0.25%で、最長10年の預入期間で一定。
- 「ステップアップ型」の金利は、1年目:年0.22%、2年目:0.23%・・・8年目:0.29%、9年目:0.40%、10年目:0.75%と上がる。
欲深い私は「ステップアップ型」を選び、まずは年0.22%の金利で1年目の預入れを行ったのでありました。
1年経って
さて1年後、果たして預入期間は延長されたのか、それとも延長されなかったのか?
結論から申し上げると後者=延長なしとなりました。
そのことが分かったのは、先日、私のもとに届いたメール(一部加工)から。
仕組預金「プレーオフ」満期到来のお知らせ●● ●● さま
いつも住信SBIネット銀行をご利用いただき、ありがとうございます。お客さまにお預入れいただきました下記商品の預入期間は延長しないことが決定いたしましたのでお知らせいたします。
したがいまして、下記商品はまもなく満期を迎えることとなりますのでご留意ください。
詳細は、当社WEBサイト仕組預金・残高照会画面および取引履歴画面にてご確認ください。・商品名 :預入期間延長型円仕組預金「プレーオフ」 最長10年(ステップアップ)
・契約番号 :0001
・満期日 :2020年3月●日
「そりゃそうか…」という気持ちです。オイシイ話なんて、そうそうないよね。
たった1年とはいえ、好条件で預けられたことに満足せねば!
再チャレンジ、する?
ということで、まとまった額の資金が戻ってきました。
もともと当面の使い道がないお金だし、もう一度「プレーオフ」に預け入れよう!
…と思って調べてみたら、かなり金利が下がっていました。
- フラット型:年0.10%(最短1年、最長10年)
- ステップアップ型:1~3年目 年0.09%、4~6年目 年0.10%、7~9年目 年0.11%、10年目 年0.45%
うーん…これでも今ではかなりの好条件なのかもしれません。
でも、預入期間を決められないなか、果たしてそのリスクをとってまで預ける価値があるのかな。ステップアップ型もずいぶん保守的な金利設定になってしまっています。
少し考えた結果、今回は保留してしばらく様子を見ることにしました。
金利がもう少し魅力的になれば良いのですが…。とはいえ、タイミングを探るのは面倒なので、いったん忘れようそうしよう。
おまけ:定期預金では痛恨のミス
なお、仕組預金の満期が到来する少し前、1年の定期預金も満期となりました。
こちらは当時のキャンペーン特別金利年0.20%で預けていたもの。それなりの利息が付いたので、返す刀でそのままもう一度定期預金にしました。
しかし、預けた後になって金利が年0.02%だったことに気付いた私。1年前はキャンペーン特別金利だったことを完全に忘れてた…。
もし先に気付いていればキャンペーンの実施(いつあるか分かりませんが)まで待機していたことでしょう。/(^o^)\ナンテコッタイ!!