開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

マスクを買い求める行列を見ても平気な人は、インデックス投資に向いているかもしれない

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現在、日本では新型コロナウイルス感染症への対応が大きな課題となっています。

私も政府職員の一人として少なからず関与していますが、武漢からの帰国支援や、検疫・感染症対策の直接の担当者は文字どおり不眠不休の日々だと思います。

まん延防止に向けて頑張ってほしいと思いつつ、どうかお身体だけは大切に・・・と願わずにいられません。

 

マスクを買い求める行列に並ばない人

さて、毎朝、私は最寄り駅に向かう途中で2つの薬局の前を通るのですが、今週の初めあたりから行列を見かけるようになりました。

どちらの薬局にも10人前後の人が並んで開店を待っています。言わずもがな、マスクを買うことが目的だと思われます。

 

確かに目に見えないウィルスへの恐怖心は理解できますし、「マスク品切れ・品薄」の報道に接して焦りが出るのも仕方ありません。政府の対応に不信感を持っている方も多いでしょう。

 

一方で、未だマスクを買い求めていない人がいるのもまた事実です。

新型コロナウイルス感染症はまだ本格的に流行していないから、やがてマスクの供給が追いつくはずだから、そもそも行列に並ぶ時間がないから…。

理由は様々でしょうが、こうした人々に共通するのはおそらく行列を見ても特に不安を感じていないということ。

 

どちらが良いかの議論はさておき、行列を横目にふと思ったのです。

行列が気にならない人はインデックス投資に向いているかもしれない、と。

 

インデックス投資向きの性格

というのも、インデックス投資のポイントの一つとして挙げられるのが、「決して市場から退場しないこと」です。

インデックス投資では、株価が暴落してどんどん売られていく状況下でも市場に居座ることが何より重要。そうすることで、長期的なパフォーマンスに大きく影響します。

 

ですので、たとえ周りがマスクの購入に並んでいても、「必要ないから、別に買わなくてもいいや」と行列をスルー。そんな人はパニック売りの嵐の中でも決して慌てることなく、淡々とファンドを買い続けることができそうです。

まさにインデックス投資向きの性格だといえるでしょう。

 

なお、インデックス投資を行うに当たっては、こうした性格以上に、暴落しても困らないだけの備え(生活防衛資金、適切な無リスク資産割合)が重要ですので、念のため。

 

私の場合は…

ちなみに私はというと、薬局前の行列を見て「大流行に備えてマスクを確保しておいたほうが良いのかな…」と少し心がざわつきました

しかし、それよりも「行列ができるくらい人気があるモノは意地でも買わない!」という天邪鬼な性格が勝り、最近はあえてマスクを買わないようにしています。

好きなラーメン屋だったら多少並ぶことも厭わないのですが。