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霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

年末の「一般NISAのファンドどうするか問題」はノーマルな対応で

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2019年もはや年末が近づき、2015年に一般NISAで購入したファンドの取り扱いを考える時期となりました。

結論から申し上げると、このまま何もせずに特定口座に移管する予定です。

 

そもそもなんの話かというと…

このブログを読まれる方はよくご存知の話かと思いますが、一般NISA制度の下では上場株式・株式投資信託を購入すると、その譲渡益・配当金が最長5年間、非課税となります。

ですので、2015年に一般NISA口座で購入したファンドについて、2019年、つまり今年の末をもって5年間の非課税期間が終了するのです。

ちなみに、一般NISAの制度は2014年1月に創設されたので、「非課税期間の満了」というイベント発生は今回で2回目となります。

 

来年以降もそのまま一般NISAを利用し続ける方にとっては、ロールオーバーという選択肢があります。「ロールオーバー」とは「新たな一般NISA口座に移管すること」を意味し、これにより引き続き5年間非課税で保有することができます。

ですが、現時点でつみたてNISAに移行している方はそもそもロールオーバーできません(来年から再び一般NISAを利用すれば例外)。なので、特段の手続をするでもなく、非課税期間満了に伴って一般NISA口座内のファンドが特定口座に自動的に移管されるのをただ座して待つ、というのがつみたてNISAユーザーの基本路線となります。

私も現在はつみたてNISAを利用しているので、通常ならこのパターンとなるはずです。

 

去年(2018年)の対応は?

では、昨年(2018年)末の初めての非課税期間満了のときも私は何もせずに特定口座に移管させたのか?というと、そうではありません。 少しイレギュラーなことをしました

非課税期間満了よりも1年以上前の2017年11月に、一般NISA口座のファンドを売却し、得られた資金を使って特定口座で別のファンドを購入したのです。この機会により低コストのファンドに乗り換えたということです。

つまり、2018年末は別の意味で何もしませんでした(というか、できませんでした)。

「なぜ非課税期間満了を待たずに慌ててそんなことをしたのか」等々、そのときの試行錯誤を記した記事が以下の2本です。

 

unicorn5.hatenablog.com

 

unicorn5.hatenablog.com

 

今年の年末は初めての移管

このように過去には変わったことをしたわけですが、結局、売買のタイミングは分かりっこないので、今となってはあくまで自然体を重視。

ということで、今年の年末はこのまま何もせずに一般NISA口座から特定口座に移管させるつもりです。非課税期間の満了到来2回目にしてようやくノーマルな対応を行うというわけです。

特定口座に移管させるファンド、すなわち「2015年に購入したファンド」の保有口数や評価額を調べるには、SBI証券の場合、WEBサイトの「口座管理」⇒「口座(NISA)」⇒「年度別収支」と辿っていけばOK。

現在、私の一般NISA口座には、2015年に購入したファンドとして「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「ニッセイTOPIXインデックスファンド」の2本が残っています。 これらは今もまさに特定口座で積み立てているので、非課税期間が満了してもごくごく自然に私の特定口座内に溶け込んでいくことでしょう。

 

なお、2015年購入分のファンドの損益を見てみると現状プラス。この調子で年末を迎えれば、晴れて非課税の恩恵を享受して特定口座に移管することができそうです。