1月13日、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」の表彰式と懇親会に参加しました!ともに2年連続2回目でありました。
公式サイト⇒ 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018
表彰式運営委員会の皆様、懇親会実行委員会の皆様、関係者の皆様には、このような場を提供してくださったことに感謝申し上げます。まずはそのことに尽きます。
以下、参加レポートです。
第1位は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス!
見事「FOY2018」に輝いたのは、177ポイントを獲得した「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」でした。eMAXIS Slimシリーズ(というか三菱UFJ国際投信)初の戴冠となりました。
私が全5ポイントを投じた「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、惜しくも127ポイントで2年連続の2位。
Slimと接戦になることが予想されたものの、蓋を開けてみれば意外な大差でした。しかし、昨年獲得したのが79ポイントだったことを考えると、より多くの支持を集めての2位だったといえます。健闘を称えたいです。
受賞スピーチでは、ニッセイアセットマネジメントの上原常務が、例のとても素敵な声で「今後もコストを下げていく」と力強く宣言。今年も多くの個人投資家をシビれさせてくれたのでした。私も安心して買い続け、保有し続けたいと思います。
なお、1位から10位までの順位は以下のとおりです。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- Vanguard Total World Stock ETF(VT)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
FOY2018の結果に接し、思ったこと
前回、私はFOY2017の得票が分散されていたことを踏まえ、「ファンド群雄割拠の時代に突入した」と評しました(関連記事⇒ 得票率から見たファンド群雄割拠の時代~「Fund of the Year 2017」表彰式&懇親会に参加~)。
一方、今回のFOY2018では、多様なファンドが鎬を削る状況は続いているものの、その中でも「勝ち負け」がハッキリしてきたという傾向が見て取れました。
例えば、先進国株式クラスで入賞したのは、1位の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と、2位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の2本のみ。
2016年に第2位、2017年に第8位だった「たわらノーロード先進国株式」は圏外。なんと20位以内にも入りませんでした。
実際これらのファンドはそれほど大差なく、三つ巴の関係にあると思っていましたが、結果的に明暗がくっきり分かれた形となりました。「たわら」は2017年12月を最後に信託報酬を引き下げておらず、やはり他の2本と比べて割高感が否めないのが原因でしょうか。
もちろんFOYの結果だけが全てではありません。しかし、今回9位に沈んだ楽天VT然り、継続的に何か手を打たないと一気にライバルに置き去りにされてしまう、そんなシビアさを垣間見た気がしました。
FOY2019の予想…
1年後のFOY2019は一体どうなっているか…。
ええ、そんなことは知る由もありません。気が早すぎる。しかし今や、有力なファンドはほぼ出揃ったのではないでしょうか。ファンド自体がコストや資産クラスなどの面で「成熟してきた」ともいえるでしょう。
なので私には、今回とは全く異なる別のファンドがFOY2019に輝いている「絵」をどうもイメージできない。つまり、FOY2019では今回好成績を収めたファンド間の争いに落ち着くのではないか?というのが来年の私の予想です。
栄えあるFOY2019への「決定打」は何なのか、今後1年間ウォッチしていきたいと思います。
楽しかった懇親会&2次会
夜、品川で行われた懇親会にも行ってまいりました。
現在こうしたイベントへの参加は半年に1回ペース(夏⇒インデックス投資ナイト、冬⇒FOY)となってしまいました。しかし、そんな私でも、少しずつ「知り合い」「顔見知り」の方が増えてきたような気がします。
嬉しい再会や新しい出会いなどもあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
懇親会後、品川駅周辺のあちこちで様々な2次会が開かれたのだと推測しますが、私もそのうちの一つに参加させていただきました。普段は決してできないマニアックな投資話に花が咲き、こちらもあっという間の時間となりました。
長い長い資産運用の道のり、たまにはこうした機会がないと退屈で仕方ありません。ここでは個々のお名前を挙げることはしませんが、懇親会や2次会でお話しさせていただいた皆様、どうもありがとうございました!