SBI証券のiDeCoに新しいプラン(セレクトプラン)が設定されることになり、今月から受付が始まっています。
セレクトプランでは、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」やeMAXIS Slimシリーズなど、今を時めく低コストファンドが多数そろえられています。
従来のSBI証券iDeCoの商品ラインナップはお世辞にも魅力的とは言えませんでしたが、「もう改善されることはないんだろうな…」と諦めていた私。
なので、セレクトプランの登場は嬉しくも驚きのニュースでした。別のプランを作るなんて、そんな裏技があったのか、と。
ということで、先日、張り切って従来のプランからの変更を申し込みました。
1. ネットから資料請求
現在SBI証券のiDeCoを利用している私の場合、「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」へのプラン変更を行うことになります。
SBI証券のサイトにプラン変更届の請求フォームがあるので、氏名や住所、基礎年金番号などを入力して資料請求。数日すれば変更届が郵送されてきます。
SBI証券サイト⇒ 各種変更手続きのご案内(加入者さま向け)
2. プラン変更届に記入、そして発送へ
プラン変更届への記載事項は至ってシンプル。SBI証券iDeCoの加入者ID、基礎年金番号、氏名、住所、生年月日、性別、連絡先を記入し、変更するプランを選択します。今回の場合は、当然、「オリジナルプランからセレクトプランに変更」にチェックを入れました。
そして、プラン変更届を返信用封筒に入れたら、あとは発送するだけ!
・・・と思いきや、返信用封筒の裏にこんな一文が。
「本人確認書類」を忘れずにご同封ください。
しかし、他の書類を見ても、「本人確認書類が必要」とはどこにも書かれていません。やや混乱しましたが、自動車免許証のコピーを取って同封しました。多分これで大丈夫でしょう。
3. プラン変更のタイミングは適切か?
さて、多くの方が指摘されているとおり、今回のプラン変更には一つ懸念点があります。
それは、従来のプランで運用中の資産については、任意のタイミングで現金化され、2~3か月後に新口座に移管されるということ。
つまり、運用に2~3か月の空白期間が生じるのです。一時的とはいえ「市場にいない」わけなので、相場の急な変動には良くも悪くも乗ることができません。
そんな現在、国内外の株価は下落傾向。私のiDeCo資産も若干のマイナスです。こんなタイミングで現金化するのはどうなのか、もうちょっと相場が落ち着いてからで良いのではないか等々、いろいろ悩ましいのも確か。
しかし、先のことはどうなるか分かりません。その間、稲妻が輝くかもしれないし、逆にさらに値を下げるかもしれない。何ら動きがないことだって大いにあり得るでしょう。であれば、モメンタムがあるうちに早めに手続してしまおう!というのが私の考えです。
特に公務員である自分の場合、まだ2年分しか積み立てていないので、何かあっても影響額はたかが知れています。むしろ、これから長い間、積立てと運用を続けていくのだから、早いうちに低コストのファンドに乗り換える方が良さそうだ、というわけです。
4. 新プランでの買付はいつから?
なお、新たなプランでの運用スタートも、少し先になるようです。
すなわち、プラン変更届が毎月1~5日までにSBI証券に到着すれば、翌月中旬には新しいIDとパスワードが発行され、翌月26日に引き落とされる掛金から新プランでの運用になるとのこと(変更届の提出が毎月6日以降になると翌々月)。
その後、掛金引落しの13営業日後に「商品購入指図」が行われることを考えれば、新プランのファンドを買い付けるのは最速で2月中旬頃になると思われます。
参考記事⇒ SBI証券のiDeCo口座開設、商品購入までのスケジュール実績 - 開店休業 インデックス投資Way
どのファンドを積み立てるか、ぼちぼち考え始めたいと思います。
おまけ:一方、妻は・・・
ちなみに、妻も現在、SBI証券iDeCoの従来プランで運用しています。なので、早速セレクトプランへの変更を勧めたのですが、「そんなことより頬のリフトアップの方が大事よ!」と一蹴されてしまいました。
・・・こちらはもう少しのんびりと手続することになりそうです。夫婦合計で見たら時間の分散になるし、まあいっか。