昨年12月、「iDeCoが「助かりました大賞」に入賞!あなたの一票でiDeCoを金賞にしよう」という記事で、「助かりました大賞」を紹介し、「iDeCo」への投票を呼びかけました。
そして、去る2月22日、公式サイトにて金・銀・銅賞が発表されました。
まずはおさらい
「助かりました大賞」とは、1年間で主婦(主夫)が「助かった」と実感した新商品や新サービスを選ぶ、リビング新聞の企画です。
「食品・飲料」「日用品」「一般・サービス」「ワーキングママ応援」の全4部門があり、そのうちの「一般・サービス」部門にiDeCoが入賞し、ノミネートされていました。
ところが、iDeCoの他に「一般・サービス」部門にノミネートされたモノやサービスは、以下のようにかなりの強者ぞろい。
- e発送サービス(日本郵便)
- うんこ漢字ドリル(文響社)
- サンシャイン水族館「マリンガーデン」(サンシャインシティ)
- 三太郎の日(KDDI)
- ジャイアントパンダの赤ちゃん生まれる(上野動物園)
- タクシー初乗り410円(東京ハイヤー・タクシー協会)
- 糖質オフシリーズ(くらコーポレーション)
- ドコモ 子育て応援プログラム(NTTドコモ)
- 都市ガスの小売り全面自由化(資源エネルギー庁)
全体では延べ15万8760人の投票があったそうですが、もちろん私は迷うことなくiDeCoに投票しました。
さて、我らがiDeCoは果たして金賞を獲ることができたのでしょうか?
「一般・サービス」部門の結果!
結果は次のとおりでした。
銀賞:三太郎の日(KDDI)
銅賞:タクシー初乗り410円( 東京ハイヤー・タクシー協会)
・・・残念ながらiDeCoは表彰台を逃すことに!さすがのiDeCoもシャンシャンには敵わなかったようです。シャンシャン、可愛いもんな~。
「そもそもパンダが『助かりました』って一体どういうことよ」なんて、野暮なことは申し上げません。つい最近までオリンピック選手のスポーツマンシップに感涙していた者の一人として、ここは素直に勝者の偉業を称えたいと思います。
ちなみに、銅賞の「タクシー初乗り410円」は確かに助かるのですが、ワンメーター・ツーメーターくらいの距離で利用した際、ドライバーさんからあからさまに嫌な顔をされたことが何度かあります。
長距離利用の客の方がありがたいのはよく分かります。しかし、私は、初乗り運賃が730円だったときにはタクシーを全く使っていなかった層です。
今回の初乗り運賃の改定は、利用者の裾野を広げる意味で業界にとってもプラスのはず。近距離利用を露骨に嫌がるドライバーさんが少なくなれば、タクシーはもっと「助かる」サービスになるのでは、と思います。
「日用品」部門に注目
また、話題が投資からは逸れますが、「日用品」部門に目を向けてみると、「キュキュット CLEAR(クリア)泡スプレー(花王)」が金賞、「アトリックス ハンドミルク(ニベア花王)」が銅賞でした。
この2つの商品、我が家にもあります。前者については私も利用しており、子どもの水筒を洗う際などに重宝しています。後者は、妻が「これ、すごい便利!」と絶賛しながら使っています。
他の皆さんも同じように「助かった」と感じていたんですね。
なお、その他の受賞については、第24回「助かりました大賞」の公式ページをご覧ください。
主婦の声で選ばれた第24回リビング新聞「助かりました大賞」大賞決定!|助かりました大賞 | リビングくらしナビ
それでもiDeCoの「助かりました」度合いは変わらない
今回、強力なライバルを前に金・銀・銅賞を逃したiDeCoですが、その有用性には何ら変わりはありません。
「掛金が全額所得控除となることにより所得税や住民税を節税できる」「運用益が非課税になる」といったメリットは、老後の資産形成を行うに当たり、とても有利な仕組みです。
そして、iDeCoには「これをきっかけに『長期・分散・積立投資』を知ることができる」という重要な役割があると私は考えています。これにより、多くの人は本当に「助かる」ことになるはずです。
次回の「助かりました大賞」では、つみたてNISAがノミネートされるかもしれません。こちらにはぜひ金賞を獲ってほしいものです。