開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

ジュニアNISAの積立商品を一部変更しました

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我が家では夫婦それぞれのNISA口座・特定口座の他に、息子のジュニアNISA口座も開設しています。

 

この口座には私と妻で分担して入金しています。

これまで、私が拠出した分で「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」を、妻が拠出した分で「iFree 8資産バランス」を積み立てていました。

今回、妻の同意を得て、妻拠出分の資金で買い付けるファンドを「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 」に変更しました。

 

iFree 8資産バランスの衝撃

 「iFree 8資産バランス」は、2016年9月に設定されたバランスファンドです。

先行していた8資産均等のバランスファンドである「eMAXIS バランス(8資産均等型) 」の信託報酬が0.50%であった当時において、0.23%という破格の信託報酬を引っ提げての新登場。

このときの衝撃はなかなかのモノでした。また、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」で第4位に入賞するなど、多くの投資家の支持を集めていました。

 

ライバル、襲来

しかし、その数か月後である今年5月、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 」というバランスファンドが新規設定されました。信託報酬は、なんと最安値を更新する0.22%。

以降、私は「iFree 8資産バランス」からeMAXIS Slimに切り替えるタイミングをずっと伺っていました。

「iFree 8資産バランス」のパイオニア精神にはとても好印象だったものの、新興国株式のベンチマークが標準的な「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」ではないことが気になっていたためです。

また、いわゆる「実質コスト」がまだ分からない中ではありますが、「eMAXIS バランス(8資産均等型) 」の実績から予測するに、そう酷いことにはならないと思っています(参考になった記事はこちら↓)。

 

そうした中、先日、臨時国会の開会が9月末になりそうだとの報道を受け、時間に余裕がある間にアクションを起こしたというわけです。

なお、ファンドを変更した矢先、iFreeシリーズ6ファンドの信託報酬引下げが発表されました。その中には「iFree 8資産バランス」も含まれており、信託報酬は0.23%→0.22%と、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 」に並んできました。既に保有している分はこの恩恵に預かれるので、惜しみない拍手を送りたいと思います。

 

三代目

これで、妻が拠出した資金で積み立てるファンドは、早くも三代目となりました(初代は<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型)。

ただ、eMAXIS Slimシリーズは、その特集サイトにおいて「多くの方に資産形成ツールとして、よりお役立ていただけるよう、イーマクシス スリムは、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざします。」と謳っています。

交付目論見書ではそうした記載は見当たらず、信託報酬最安値が保証されているわけではないのですが、ファンドを次々と渡り歩くのも楽ではありません。「これでもうバランスファンドを乗り換えることもないかなあ…」と一人思いに耽っています。