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霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

エポスプラチナカードの招待状が届いたよ

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現在、メインでエポスカードを利用していますが、なんと私にプラチナカードのインビテーション(招待状)が届きました。

 

プラチナカードの中では破格ともいえる年会費2万円のエポスプラチナカード。しかし、申込期限まで1か月以上の時間を残し、私は早々に申し込みを見送ることにしました。

以下、エポスプラチナカードのメリット、揺れた私の思いなどを綴ります。

ちなみに、エポスカードについては過去に記事を書いています。

  

見出し・小見出しが多くなったので、今回初めて「目次」を作ってみました。

 

1. なぜ私にプラチナカードのインビテーションが届いたのか

エポスプラチナカードのインビテーションが発行される基準は公表されていません。しかし、「ゴールドカードでの年間利用額が100万円以上」という説があります(ソースはインターネット)。

私の場合、2016年6月からゴールドカードの利用を開始しましたが、2017年5月末までの1年間の利用額を調べてみると、やはり100万円を少し超えた額でした。

この中には、飲み会の幹事として会計を一括して支払った(一時的に立て替えた)ものも多く含まれていますが、「年間100万円をカードで支払える負担能力あり」と判断されたということでしょうか。別にそれ自体、珍しいことではないと思うのですが…。

なお、自分の職業が「公務員」であるということがどれだけプラスに評価されているかは分かりません。職業は何とでも申告できる(ウソをつくことができる)ので、きっと無関係だと思います。公務員が安定した職業だという時代でもありませんしね。

 

2. エポスプラチナカードのメリット

エポスプラチナカードの主な特典として、次のようなものがあります。ゴールドカードとの比較の目線で記しています(なお、詳細はエポスカードのウェブサイトにて)。

2-1. ポイント

2-1-1. ボーナスポイント

ゴールドカードでは、年間利用額が50万円以上の場合で2,500円相当、100万円以上の場合で1万円相当のボーナスポイントが付与されます。最大のポイント付与は1万円相当で頭打ちです。

プラチナカードになると、年間利用額100万円以上からがボーナスポイントの付与対象となる一方、100万円以上なら2万円相当、200万円以上なら3万円相当、300万円以上なら4万円相当というように、付与されるポイントが逓増します。最大では10万円相当のポイントになります。

2-1-2. 誕生月はポイント2倍

誕生月には通常0.5%(マルイでの利用の場合は1.0%)のポイント付与率が倍の1.0%(同2.0%)になります。ゴールドカードにはありそうでなかった特典です。

 

2-2. 旅行・空港ラウンジ

2-2-1. プライオリティ・パス

「プライオリティ・パス」とは、世界400以上の都市で900以上の空港ラウンジを利用できる権利のようなものだそう。通常年会費399USドルのところ、無料で登録できるようになります。

そんなものがこの世にあろうとは、今回初めて知ることになりました。

2-2-2. 空港ラウンジ同伴者1名まで無料

主に国内空港のラウンジ利用にあたって、同伴者1名まで無料になります。ゴールドカードでは本人のみ無料でした。

2-2-3. 保険が充実

海外旅行の場合、ゴールドカードよりも手厚い傷害保険が自動付帯されます。例えば、本人の傷害死亡・後遺傷害の場合、ゴールドなら最高1000万円であるのに対し、プラチナでは最高1億円。

さらに、プラチナなら、家族も補償の対象となる(傷害死亡・後遺傷害の場合は最高2000万円)、国内旅行でも補償される、といった特典があります。

 

2-3. グルメ

全国約100店舗の高級レストランで、会員本人分のコース料理が無料になるクーポンがもらえます。もちろん2人以上の利用の場合です。

エポスカードのウェブサイトにある「人気レストランの一例」を見ると、2万円以上するコース料理なども対象となっていて、グルメの人にはなかなかの特典です。

 

2-4. ご優待

24時間・365日対応の「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター」が利用できるようになります。ここで、旅行の相談、レストランの予約案内、ゴルフ場の予約など、様々なリクエストをすることができるとのこと。

これまた「こんな世界があったのか…」と思わずにはいられません。

 

3. 申し込みを見送った理由

冒頭で述べたとおり、早々にエポスプラチナカードには「申し込まない」との判断を下しました。

結局のところ、特典が何であれ、「カードの使用料で年間で2万円払えるかどうか」に尽きると思います。自分にはそれは高いハードルでした。

確かにプラチナカードはデザインも落ち着いていて見栄えが良いし、会計時にピッと出せればなんかカッチョいい。その点に魅力を全く感じないと言えばウソになります。

しかし、落ち着いて考えたとき、庶民派公務員としては、そうしたステータスのために2万円は出せないなあ、という結論に至るのです。

以上がすべてではありますが、他の「見送り理由」もオマケで述べてみようと思います。

3-1. ポイントも優待も水物である

ポイントというものは「水物」だということを常に頭に入れておかねばなりません。私は既にSBIカードでその憂き目に遭ったことがあります(過去記事参照)。

プラチナカードのポイント制度が改悪される場合、おそらくゴールドカードも運命共同体になるのでしょうが、いずれにしてもクレジットカードの世界で「ポイントが得だから」という理由で物事を決めるのは避けた方が良いと思います。

また、レストランの優待についても同じことがいえます。エポスカードには既に前科があるのです。

例えば、ファミレスのロイヤルホストでは、かつてエポスカードを提示すれば「10%オフ」だったのですが、2017年4月から「5%オフ」に改悪されてしまったのです。近所にロイホがある身としては、とても残念な思いをしました。

 

3-2. 実はそんなに飛行機に乗らない

プラチナカードがあれば、空港ラウンジの利用にあたって格段に有利になります。ですので、国内外問わず、飛行機をよく利用する人にとってはとても魅力的なサービスだと思います。

しかし、私の場合、この5年間で飛行機に乗ったのはたった1回(たまたま今年)、しかも国内線です。海外旅行の機会は数年間なく、海外出張も10年以上ご無沙汰しています。

そんな私が空港ラウンジ利用の権利を得たとしても、宝の持ち腐れとなってしまいます。

 

3-3. 使いこなせない

コンシェルジュサービスなんて、使いようによってはとても便利なのだと思います。エグゼクティブなら上手に使いこなしているはず。

しかし、日常生活で困るのは「飲み会の店選び」くらいの私にはどうしても過剰に思え、颯爽とコンシェルジュサービスを駆使する自分を全く想像できません。

 

4. 結びに代えて

正直なところ、今回、一瞬インビテーションの到来に心トキメキました。しかし、冷静に考えるとご縁はありませんでした。私にはゴールドカードで十分です。

最後にインビテーションの実物写真を貼り付けて締めたいと思います。ゴールドカードのそれと違い、サイズも大きく、高級感を醸し出していました。

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