開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

所有しているクレジットカード達をご紹介(後編)

私が所有している4枚のカードを紹介する記事の後編であります。前編はこちら。 

3.SBIカード~SBIポイントの現金交換レートがUP~ 

かつて1.2%という高いポイント還元率に魅力を感じて申し込んだものの、その後還元率が0.5%に下がり、今となっては普段の買い物で利用することは皆無です。サービスが改悪されたときは、ネット界隈でもちょっとした騒ぎとなりました。私もこのときにポイント還元率だけでカードを選ぶことの危うさを学んだのでありました。

しかし、SBI証券投資信託をある程度保有している人は、このカードを持っておいて損はないと思います。すなわち、SBIカードの会員限定で、SBIポイント(SBIグループの共通ポイント。SBI証券の投信マイレージサービス*1でも獲得可能)の現金交換先に住信SBIネット銀行を指定すると、現金交換レートが120%(10,000p=12,000円)になるという特典があるのです。

少し複雑ですが、このカードを持っていて、かつ、住信SBIネット銀行の口座があれば、SBI証券の投信マイレージサービスで付与されるSBIポイントを高レートで換金することができるということです。

こうしたことから私はSBIカードを持ち続けているのですが、一つ注意点があります。それは、年会費が972円かかるということ。年間10万円以上の利用で次年度の年会費が無料となりますが、ポイント還元率の低さゆえ、メインで利用するのはあまりにMOTTAINAI

このため、SBI証券投資信託保有している方でも、その残高次第ではこのカードを持たないという選択肢も当然にあると思います。

4.エクスプレスカード~新幹線の予約のためだけに所持~

 (埋め込みのリンクが貼れませんでした。サイトはこちら

JR東海が発行しているカードです。私は帰省の際に東海道新幹線に乗るので、そのネット予約サービス「エクスプレス予約」を利用するために所持しています。現在、エクスプレス予約以外で使うことはなく、新幹線の特急券だけこのカードを使って購入しています。

予約変更も携帯(ガラケーでも!)で簡単にできたりと、それなりに重宝するのですが、カードの年会費が1,080円かかるという点がネック。年をとるにつれ帰省も年に1回あるかないかという頻度になっており、いまいちコスパが良くないなあと思っています。

そんな中、5年ほど前に「プラスEX」なる新サービスが誕生しているようです。これは、エクスプレスカードを持たなくても、手持ちのカードでネット予約ができるというもので、年会費540円。一瞬「こ、これだ!」と思ったのですが、その「手持ちのカード」にも一定の制限があるようで、残念ながら私のその他のカードはサービスの対象外でした。

いずれにしても年会費がかかるので、JR東日本の無料ネット予約サービス「えきねっと」などと比べると、とても殿様商売なサービスといえます。しかし、私にとって東海道新幹線のネット予約は必要不可欠であり、これからもこのカードをやむなく持ち続けるほかありません。

 

ポイントを求めて三千里の「流浪のカード旅」はもうしない

これまで、高いポイント還元率のカードを求めて、2回ほどメイン利用のカードを替えたりもしましたが、その都度、電気・ガス・水道の各会社にカード変更の申込みをするなどかなりの手間がかかっていました。今、メインで使っているエポスカードに不満はないので、会社自体がなくなるとか、余程のことがない限りはこのまま使い続けることになりそうです。

*1:投資信託の月間平均保有額に応じてSBIポイントが貯まるポイントプログラム