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開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

竜虎相搏つ手数料改定 SBI vs 楽天!

これまで、多くのブロガーが取り上げるニュースのことは極力記事にしない方針でおりましたが(レッドオーシャンを避けるため、というか、単に先輩ブロガーより付加価値の高い記事を書く自信がないため)、今日の出来事は書かずにはいられません。

待っていましたSBI!

まず、今朝、スマホツイッターアプリを立ち上げると、タイムライン上に、SBI証券が6月からiDeCoの運営管理手数料をゼロにする旨の記事が目に飛び込んできました。かつて、楽天証券より手数料の面で劣っていたSBI証券をあえて運営管理機関として選択した私としては、「ついにやってくれたか、信じていたよ!」と小躍りしたくなる気分でした。公式サイトの発表は次のとおり。

2017/5/19(金)より、SBI証券iDeCoは、新料金体系に生まれ変わります。運営管理機関としての当社が受け取る手数料に関して、加入時・移換時の口座開設手数料に加えて、口座管理手数料も残高に関わらずどなたでも無料とさせていただきます。
これから口座開設される方はもちろん、すでに当社のiDeCoをご利用いただいているお客さまにとっても嬉しい「当社への手数料0円」にてサービス提供させて頂きます!

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えっ、楽天が即座に追撃…だと?

そして、その日の夜、同じくツイッターアプリを開いたら、今度は楽天証券が運営管理手数料を18日から無条件で無料にしたとの驚きの記事が!もちろん日経の見出しには「SBI証券に対抗」との文字。公式サイトはこれであります。

本日(5月18日)から、すでにご加入いただいている方を含め、個人型確定拠出年金の運営管理手数料が0円になります。
確定拠出年金の残高もしくは拠出額累計が10万円以上という無料条件がなくなり、すべてのお客様が対象になります。

iDeCo運営管理手数料 条件なしで無料化決定! | 楽天証券

 

口座管理手数料無料化の意味するところ

「鎬を削る」というのはまさにこういうことを指すのでしょう。しばらくの間、手数料が無料となる条件が「SBI証券:残高50万円以上」「楽天証券:残高10万円以上」という、「手数料戦線異状なし」の状態が続いていましたが、山が動くときは突然、一気に動くものなのですね。面白い現象を見た一日となりました。

口座管理手数料は毎月の掛金から差し引かれるため、運用額の規模にも影響します。月々324円というわずかな額かもしれませんが、長期的に見たら馬鹿になりません。そういう意味でも、今回の手数料改定合戦はとてもすばらしいことだったと思うのです。

感謝をこめて花束を!

私の場合、先月からiDeCoでの運用がスタートしているわけですが、SBIベネフィット・システムズのiDeCo加入者サイトがスマートフォン対応となっておらず、「見づらいなあ」と不満に思っていました。

しかし、その考えは改めねばなりません。SBI証券は、月に1回見るかどうかの、むしろ頻繁に見る意味も乏しいサイトの開発と維持に資金を投じる前に、待望の手数料の改善を優先させてくれたのです。おそらく勝手な解釈に違いありませんが、SBI証券とその中の皆さん、どうもありがとう。