開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

マネーフォワードをダウンロードしたよ

我が家では、2014年からエクセルで家計簿をつけています(それ以前はリアル家計簿を使っていました)。エクセル家計簿はずっと同じ様式で、こんなシンプルかつプリミティブなものです。「●●」「▲▲」は、私と妻の名前が入り、それぞれの個人的な支出を記載するというルールとなっています。

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幸い、これまで「今月もまた赤字だわ~」(byのび太ママ)といったことはなかったので、家計をやりくりするためというよりは、「今月はちょっと使いすぎたな」「今月は収入が減ったけど、残業が少なかったからね」といったことを大まかに振り返るため、という意味合いが強かったように思います。

入力頻度は1~2週間に1回程度。これはレシートがたまるタイミングで、エクセルの入力は主に私の仕事になっていました(妻はちまちました作業がとても苦手)。

そんな中、「せっかくスマホを手に入れたことだし、どれどれ話題の家計簿アプリでも使ってみるかな」という軽い気持ちで、このたびマネーフォワードをダウンロードいたしました。

moneyforward.com

 

このアプリの利用を始めてまだ3日。当然うまく活用するには至っていませんが、今のところ次のような感想を持っています。

銀行口座、証券口座の残高が一目で分かるのは便利!

私の場合、メインバンクとして三井住友銀行、サブバンクとして住信SBIネット銀行を利用しており、SBI証券でインデックスファンドとMRF保有しています。マネーフォワードと銀行口座・証券口座をつなぐ(連携する)ことにより、自動で口座の情報を取得してくれ、アプリ上でそれぞれの口座の残高を一目で知ることができます。

自分のそれぞれの口座の状況を日々チェックする必要は全くありませんが、月に一度くらいはこのアプリで確認すれば、資産状況を俯瞰できるので便利だと思います。

カードの支払いがすぐに入出金履歴に反映されて、一見良さげだが…

さらに、クレジットカードと連携させれば、その利用情報を自動で取得してくれるようで、3日前にカードを使って支払った額が、お店の名前とともにその日の入出金履歴の中にしっかりと記載されていました。

でも、他の履歴を見てみると、あれ、クレジットカードの毎月の合計支払額も「出金」の扱いで記載されている…。これってダブルカウントされているのでしょうか。もう少し検証が必要です。

PASMOと連携できないのは痛い!

マネーフォワードをお勧めしている方のブログを見ると、「クレジットカードと電子マネーを多用する人に最適」という評価が数多くなされています。私は通勤に東京メトロを利用していることもあり、電子マネーとしてはPASMOしか持っておらず、特に平日はほぼPASMOからしか支出しません。しかし、残念ながらマネーフォワードとの連携はできない模様。

いや、厳密には、ICカードリーダーのアプリを使えば連携できるようですが、これまた残念なことに私の端末は対応していないとのことで、そのアプリをダウンロードができませんでした。

やっぱりエクセル家計簿は引き続き使わざるを得ないかな

これは根源的な問題なのですが、一家の家計全体を管理しようとすると、妻の口座やカードとも連携する必要があります。お互いの買い物に対して隠し事はしない夫婦関係であるつもりですが、そこまでキレイに妻の支出状況を把握してしまって良いのか?という思いがあります(逆もまた然り)。

また、ミクロの話では、近所の薬局とクリーニング屋でそれなりの支出を要するにもかかわらず、この両店はこのご時世にしてキャッシュオンリーなので、アプリの自動機能のみで家計簿作成をほぼ完結させるという「手抜き」は難しそうです。レシートを写真撮影すれば自動で家計簿に入力してくれるという機能もあるのですが、何度か使った感じでは微妙な精度でした。

というわけで、今のところマネーフォワードを使い始めたからといって、直ちにエクセル家計簿がお役御免とはならない気がします。

まだだ、まだ分からんよ!

以上、便利な機能に驚く一方、ネガティブな感想も抱いてしまったわけですが、それは利用開始してまだ3日目だからに過ぎません。もっとtrial and errorを繰り返してマネーフォワードを使いこなせるようになれば、またこのブログの場でご報告したいと思っています。