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開店休業 インデックス投資Way

霞が関で働く国家公務員が、資産運用・NISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、おカネについて綴ります。

職場のiDeCoセミナーに参加しました

先日、私の勤務先でiDeCoのセミナーが開催され、参加してきました。

事前にネットや本で情報収集していた私にとっては、内容の多くは既知のものでしたが、それでも公務員に特化した説明がなされたので大いに参考になりました。他省庁の動向はいざ知らず、勤務先ではこうした催しは初めてだったので、その意欲的な試みにスタンディングオベーションを送りたいと思います。

さて、このセミナー、(当たり前ですが)業務時間外である夜に開催され、その参加者数はざっと50人くらいでした。一見、「意外に多いな」という印象を持ちましたが、よくよく考えてみると、同じビルには職員が数千人いるわけで、そのわりにはまだまだ「熱」は上がりきっていないように思います。

周囲でも「iDeCoやるよ!」と公言している人は自分以外には一人だけで、特に話題になることもありません。課の総務担当に聞いてみたところ、私以外からiDeCoの手続の相談は受けていない、とのこと(当の総務担当も興味がない模様)。

こんなに有利な制度がもうすぐ始まるというのにこの状況。公務員業界におけるインデックス投資の「夜明け」はまだ先のことなのでしょうか。

はじめての確定拠出年金(田村正之著)を読了

日経新聞編集委員である田村正之氏が書いた、確定拠出年金の解説本(新書)を読みました。 

はじめての確定拠出年金 (日経文庫)

はじめての確定拠出年金 (日経文庫)

 

「『おいしい話』は実在する」との野心的?な見出しで始まるこの本、コンパクトながら内容は必要十分であり、とても分かりやすく書かれてありました。特に、自分の知識が曖昧だった受給時の税制優遇(退職所得控除と公的年金等控除)についての解説が丁寧で、「そういうことだったのか~」といろんな疑問が解消しました。この部分は電卓を叩きながら読ませていただきました。

自分の場合に当てはめて考えると、60歳から64歳まで年金形式、その後は一時金で受け取る方法が最も節税効果を享受できる気がします。しかし現在、私がiDeCoの口座を作ろうとしているSBI証券は、受け取り方法の併用ができないようなので、将来的に改善されることを願うほかありません(私が60歳になるときにも併用ができないようなら口座を移管するという選択肢も)。

ともあれ、為になりました。次はどなたのiDeCo本を読もうかな。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」もうすぐ投票終了!でも…

私がインデックス投資を始めた頃から開かれているこのイベント、投票期間は11月30日までです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016

私も毎年関心を寄せており、この結果を実際の投資行動に反映させたりしていました。いつかは自分の手でお気に入りのファンドに投票したいなと思っていましたが、投票資格として、

“投信ブロガー”であること。2016年9月30日までにブログを開始していること。
投信ブロガーか否かの判断は運営委員会が行います。

とされており、投信ブロガーでなかったこれまでは当然のこと、ブログを始めたばかりの私には今年も投票権はありません。

来年9月までちゃんとブログを続けて、このイベントに参加できるよう、精進したいと思っています。そして、今年はどのファンドが受賞の栄誉を勝ち取るか、今から楽しみです。

クリーニングとYシャツと私(閑話休題)

明日は関東地方でも雪が降るとの予報がありますが、去る今年の10月、クールビズ期間の終了と同時に、私はある重大な決意をしました。それは「Yシャツをクリーニングに出す」ということ。

長らくYシャツは週末に自分でアイロンがけをしていました。一枚200円近くするクリーニング代を支払うのがどうしても納得できなかったからです。そのため、Yシャツを買ったり仕立てたりするときはいつも形状記憶の生地を選び、クールビズ期間中は、アイロンがけが楽な半袖かポロシャツのみを着る、ということをずっと続けてきました。

しかし、土日のたびに「あ~めんどくせ~」と言いながら1時間近くかけてアイロンがけする姿を見かねた妻がある日「そんなにアイロンがけが嫌ならクリーニングに出せば?」と突き放す一言。 

確かに言われてみれば、本来ならば、疲れた体を休めたり、リフレッシュしたり、自分や家族の時間を過ごしたりする週末の貴重な時間をストレスフルなアイロンがけに費やして良いものか…。そうして熟慮に熟慮を重ねた結果、今年の秋からYシャツをクリーニングに出すに至ったということです。

なお、うちの近所の店では、5枚で946円(割引後)。クールビズ期間の5か月間は引き続きアイロンがけをするとすれば、クリーニングを利用するのは残り7か月・28週くらいなので、946円×28=26,488円。こうして見ると、やはり少しひるんでしまう額ではありますが、まあ良しとしましょう。それに、もう既に快適な週末を覚えてしまっているので、後戻りはできそうにありません。

花の命はけっこう長い・・・保険の話(後編)

前編の続きです。ちなみに記事のタイトルは某大手生命保険会社のCMソングから拝借しています(数年前に長谷川京子さんが出演した当該CMは、私の中ではもはや伝説)。

さて、思うに、保険に入っている人の中には、以下のような思考パターンに陥っている人もいるのではないでしょうか。

  • 入院などの保険事故が生じた際にまとまった金を払うことへの抵抗が大きい。実際にはそのお金を工面できる人は多いはずにもかかわらず。
  • そうした入院時の多額の出費への抵抗があるあまり、毎月・長期間にわたって保険料を払い続けてしまう。そっちの方がよほどお金がかかっているのに。
  • 保険料の支払いに負担を感じても、「今まで保険料を払い続けてきたんだから」とやめられない。また、「やめた途端に病気になりそう」と思い込む。もちろん根拠はない。

こうした思考パターンは合理的ではないように思います。 日本は保険大国と言われますが、我が国の保険会社の販売サイドはそのあたりをうまく突いているのでしょう。

職場の食堂では、夜になると、生命保険会社の営業(ほぼ100%女性)が職員と商談している姿をよく見かけます。「男性の2人に1人はがんになる時代ですから・・・」などと営業の女性が20代男性職員に優しく語り掛けていますが、「それは不安だ」とがん保険に入ってしまう前に、まずは「自分は保険でどのような事態に備えなければならないのか?」と冷静に考えるべきです。そして「男性の2人に1人はがんになる」のが事実だとしたら、それでなぜ保険という仕組みが成立するのか、ということにもよくよく注意を払う必要があると思います。きっとどこかにカラクリが存在するはず。

 

なお、保険に関しては以下の記事が参考になりました。生命保険会社出身の後田さんの記事はいつもためになります。ぜひご一読をおすすめします。 

toyokeizai.net

花の命はけっこう長い・・・保険の話(前編)

いま現在、民間保険の類には一切加入していません。

十数年前に就職した際、知り合いに頼まれて、医療保険・死亡保険・がん保険に順次入りましたが、幸いにも一度も請求することなく、3年前、一挙に解約しました。

医療保険がん保険は当然ながら掛け捨て。死亡保険は解約返戻金として払い込んだ保険料総額の7割くらいが戻ってきただけでした。

ではなぜ、今まで払い込んだ保険料を無駄にするなどの「損」をしてまで保険を解約したのか。それは、「保険で備えるべき『事態』がほとんど想定されないこと」にようやく気が付いたからです。

失業リスクが低いこと

私の職業は国家公務員であり、勤め先が倒産して失業するリスクは大きくありません。もちろんこれだけ厳しい国家財政状況の中、今後何があってもおかしくありませんが、それでも企業勤めの人と比べると安定感は「それなり」です。

共働き家庭であること

私の妻も同じく国家公務員として働いています。妻が仕事を辞めない限り、仮に私が死んだり就業不能になっても家族が路頭に迷うことはありません。「共働きは最大のセーフティネット」という表現を耳にしたことがありますが、本当にそう思います。

医療費を払えるくらいの貯蓄はあること

そして、十数年コツコツ働き続けてきたので少しばかりの貯蓄もあります。確かに人生何が起こるか分かりませんし、最悪の状況はいくらでも想像できるのですが、がんなどの大病を一つや二つ患うくらいでは、直ちに経済的に息詰まるケースはレアであると考えています。

 

もしもこの先、私か妻のどちらかが仕事を辞めるとか、悲しいかな離婚することになるとか、そうした事情変更が生じれば、保険の購入を検討するかもしれません。しかし、少なくとも今の状況では「不要」一択、というのが今の私の結論です。確かに払い込んだ保険料のことはMOTTAINAIことしましたが、それでも今後も払い続けるよりはマシだと考えているのです。

人の投資に歴史あり

ご多分に漏れず、私の周りには投資をしている人をほとんど見かけません。

投資をしていることを人前で話すことではほとんどないのですが、たまにそうした話題になると、先輩からは「『買いだ、買いだ~!』とかやってるの?」とからかわれ、後輩女子(かわいい)からは「え・・・意外です」と明らかに軽蔑した表情で驚かれる始末・・・。「投資」というコトバに対する誤解はけっこう根深いものがあります。多くの人は「投機」のことだと受け取るのでしょう。

私が投資を始めたのはそこそこ前のことで、もうネット証券ウェブサイトの記録にも残っていません。初めて買ったのはETFの「上場インデックスファンド225(1330)」。価格が16,000円くらいだったという記憶があるので、そうすると2006~2007年頃でしょうか。証券会社も、SBI証券の前身「イー・トレード証券」でした。

投資額は30万円。初めてにしては、そして今よりもお給料がずっと少なかった頃にしてはなかなか思い切った額で、清水の舞台から飛び降りる気持ちで「注文発注」のボタンをクリックしたことをよく覚えています。このとき、何の本も読まず、何となくの知識オンリーでここまでやってしまったのですが、我ながら向こう見ずでありました。それでも日経平均ETFを選ぶあたりは臆病者のなせる業でしょう。

こうしてETFの購入によりスタートした私の投資ですが、その後も個別株は一度も買ったことはなく、今の今までインデックス投資一本です。

ちなみに、この上場インデックスファンド225、その後ある程度の額まで買い増しましたが、現在は既に売却してしまっています。売却したときの話はまたいずれ。